コウプロファイル

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今日のバランス。

面白いことを積極的に見つけたい。

言葉の凶暴性「死ね」と言われたあの日あの時

5月の心地よい朝のこと







当時僕は学生で



最寄りの駅まで自転車を漕いでた。







前後の記憶はあやふやだが
確かあの時僕は夜更かししたこともあり

ぼーっとしてた。




駅に近づくにつれ交通量も段々と増え
ちらほら車やバイクとすれ違うように




駅まであとわずか
そんな最後のカーブを僕は曲がろうとしたとき
バイクがギリギリ僕を避けてピタッと止まった。





そこのカーブは
別に見通しが悪いわけじゃなくて
僕がただぼーっとしてて気づかなかった。




バイクに乗っていたのは女性だった。
僕と同じくらいの年なんだろうか髪は茶髪で
いかにもギャルっぽい感じの女性は






僕を一瞥




















「死ね」




















ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン




























「へ?」(ちょっとアホめに)


















(あれ?シネって言われた?)
(え?シネって言われたの?)
(うん、シネって言われた)
(ちょっと待てシネ?どのシネ?)





シネ、shine、死ね



















死ね













これだっ!







ぼきっと心が折れた。



シンプルだった。
強烈なほどに衝撃だった。




僕の中で「死ね」ってもっと軽い言葉だった。
みんなが使い冗談で言い合うような言葉。







そんな僕に突き付けられた本気の「死ね」
その日はずっとべっとりとした嫌なものが心に残り続けた。









言葉は感情が違えばここまで違う
普段言っている大げさな言葉も本気の状態で本気でいえば
重みは明らかに変わってくるのだろう。









僕が普段使う言葉にどれだけ感情が詰まってるだろうか。





感情がないとか腹黒いだとか人を小馬鹿にしているとか
上司や友人知人に言われまくるけど








ポジティブな言葉には
もうちょっとだけ感情をこめてみよう。








そしたら
あの日あの時の僕とは反対のことが起きるかな。












そんな僕は先日の会社の飲み会で
酔っぱらって目が据わってる取引先の方に






「顔が変ですよ。」







と言ってしまった。









ただの悪口である。















敬具